「ミネルヴァ。ライスランドの会場へ送ってもらえないか?」 材料を抱えてクレスダズラのミネルヴァの店へと帰ってきたハティ。その目には何か決意の輝きのようなものが宿っていた。「いいわよ。私も審査員としていかなきゃいけないし一緒に行きましょう。」…
「ここがライス王国のレカー城塞都市か……。」 ミネルヴァの転移扉から降り立ちつぶやくハティ。 「立て続けに転移してもらったから腹が減ったな。お弁当でも食べるとするか。」 笹でくるんだママル米の握り飯を広げ、木陰に腰をかけるハティ。そこに鎧武者風…
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