焔の料理人ハティ一人旅ーコードティラル編ー

「ここが……。リーフィ大陸のコードティラルか。」

 ミネルヴァの転移扉からハティが出てくる。

扉の先に一軒の家が建っていた。そこの扉から老婆が出てきた。

「あれーまぁ。羽の生えた人なんて珍しいわねぇ。」

「貴方がこの農園の管理者か?おいしい水が欲しいのだが分けてはくれないだろうか?」

 老婆にハティは用件を告げると、老婆はこくりこくりとうなずきながら返す。

「そうかいそうかい。ここの水はおいしいからねぇ。私はエレジア。貴方のお名前はなんていうのかしら?どこから来たのかね?この辺じゃ見かけない種族だからねぇ……。」

「名乗らぬ無礼を失礼した。俺はハティ。クレスダズラ大陸から来た。有翼人だ。」

 エレジア婆はハティにどこから来たのか訪ねると満足そうにこう言った。

「そうだねぇ。魔物が最近出るから退治してくれやしないかね?退治してくれたらお水を分けてあげてもいいねぇ。」

 ハティに魔物退治を依頼する。

「任せろ。」

 そう言い、魔物が出るという街道沿いに出ると、早速数体魔物が現れた。現れた瞬間、ハティは高速で魔術を詠唱しはじめる。

「漆黒よりもなお暗い、夜よりもなお深い……。煉獄の焔よ!灰燼と帰せ!シャドウフレア!!」

 豪。という音と共に影の焔に焼き尽くされた魔物は辺りをガラス質へと変質させながらあっというまに消え去ってしまった。

 それにエレジア婆は驚く。

「まぁまぁ。早いわねぇ……!ありがとうねぇ。お水だよ。もってお行き。」

「ありがとう!これであとは醤油だけだ……!」

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 水を受け取るとハティは何もない空間に声をかける。

 

「ミネルヴァ!次はライス王国だ!転移させてくれ!」

そして扉が現れハティは扉の先に消えていった。

 

「あれまぁ……。不思議な子だったねぇ……。」

 エレジア婆のつぶやきだけがそこに残った。

 

 

 

 

すみません!クライドさんとか出そうとおもったんですがうまく書けずにエレジア婆ちゃんだけしかでてません!ごめんなさい!