クレスダズラ日誌

PFCS企画のことダラダラ描くよ!

焔の料理人ハティ一人旅ーコードティラル編ー

「ここが……。リーフィ大陸のコードティラルか。」

 ミネルヴァの転移扉からハティが出てくる。

扉の先に一軒の家が建っていた。そこの扉から老婆が出てきた。

「あれーまぁ。羽の生えた人なんて珍しいわねぇ。」

「貴方がこの農園の管理者か?おいしい水が欲しいのだが分けてはくれないだろうか?」

 老婆にハティは用件を告げると、老婆はこくりこくりとうなずきながら返す。

「そうかいそうかい。ここの水はおいしいからねぇ。私はエレジア。貴方のお名前はなんていうのかしら?どこから来たのかね?この辺じゃ見かけない種族だからねぇ……。」

「名乗らぬ無礼を失礼した。俺はハティ。クレスダズラ大陸から来た。有翼人だ。」

 エレジア婆はハティにどこから来たのか訪ねると満足そうにこう言った。

「そうだねぇ。魔物が最近出るから退治してくれやしないかね?退治してくれたらお水を分けてあげてもいいねぇ。」

 ハティに魔物退治を依頼する。

「任せろ。」

 そう言い、魔物が出るという街道沿いに出ると、早速数体魔物が現れた。現れた瞬間、ハティは高速で魔術を詠唱しはじめる。

「漆黒よりもなお暗い、夜よりもなお深い……。煉獄の焔よ!灰燼と帰せ!シャドウフレア!!」

 豪。という音と共に影の焔に焼き尽くされた魔物は辺りをガラス質へと変質させながらあっというまに消え去ってしまった。

 それにエレジア婆は驚く。

「まぁまぁ。早いわねぇ……!ありがとうねぇ。お水だよ。もってお行き。」

「ありがとう!これであとは醤油だけだ……!」

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 水を受け取るとハティは何もない空間に声をかける。

 

「ミネルヴァ!次はライス王国だ!転移させてくれ!」

そして扉が現れハティは扉の先に消えていった。

 

「あれまぁ……。不思議な子だったねぇ……。」

 エレジア婆のつぶやきだけがそこに残った。

 

 

 

 

すみません!クライドさんとか出そうとおもったんですがうまく書けずにエレジア婆ちゃんだけしかでてません!ごめんなさい!

新キャラといいますか登場人物追加

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スヴァ=ローグ

ダズラ王国の女王にしてわがまま大王

暴君にして名君。サターニア以外の妖怪種の地位は低かったが彼女の即位後、彼女の功績により地位が向上した。また、有翼人の奴隷が横行していたがその組織を全て潰し処刑した。有翼人の地位向上にも貢献した。

クレス王国との関係も良好で、クレス王とは茶のみ友達。よくクレス王国にお茶をもって遊びに行っている。

「我は王。スヴァローグなり。我の前に立ちふさがりし愚かな者は全力で排除しよう。」

 

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ユピテル

ミネルヴァの恋人にして初代クレス王の転生した姿。

600年前の英雄王だが女好きにしてすごく時間にルーズ。ミネルヴァは彼を愛したことにより、アルマ=ユマと決別することになった。

初代クレス王の功績な多大な物があるがそのひとつとして人間種の開放。

クレス王国ができるまではクレスダズラ大陸はサターニアの物だった。それを人間種のみの国家を興すために戦った英雄王。もちろんアルガ=ダズラの手助けもあったが。

アルガ=ダズラがミネルヴァとして顕現した際、精霊種に転生させてもらった。

今はミネルヴァの店でつけをためて飲んだくれているダメ男。

弓の腕は確かで百発百中の腕。遠距離からの狙撃を得意とする。

 

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シレス=ルカ

ミネルヴァのキャバクラのNO1キャバ嬢。

サターニアとアルビダのハーフ。

ミネルヴァの孤児院出身。ミネルヴァのことを妄信しており、その力になることを至上の喜びとしている。ミネルヴァの右腕。通称雑用係。

すごく計算高い正確をしている。意外とかわいい物好き。

同期のペトラとはライバルで幼馴染だが意外と仲がいい。休日は一緒に買い物に行くほど。

 

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ペトラ=ロイロイ

万年NO2キャバ嬢

魅惑の瞳を持つサムサールだがお店で瞳全開にしていてもシレスには勝てない。

なぜならシレスがお客さんにプロテクションの魔術をかけているから。

そのことはペトラは知らない。

シレスと幼馴染でミネルヴァの孤児院出身。

いろいろと残念な子だがミネルヴァからの信頼は厚く、VIP対応を任せられている。

 

おまけ

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ペトラの普段着。額隠しは金属製で豪華なタイプになっています。

 

こんなかんじでにぎやかになってきました!

 

ホワイトデー焔の料理人ハティさん一人旅―チュリグ編―

 

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「豆だ。豆をくれ。」

 チュリグのグリムの元へ、突如ハティが現れた。

「なんですかいきなり。」

「豆が欲しいんだ。究極の大豆だ。ここならあると思って飛ばしてもらった。」

 わけのわからないことを口走りながらグリムに詰め寄る。

「豆でしたら栽培していますが……。究極かどうかはしりませんよ。」

「ありがとう!ここで栽培されているものなら大丈夫だ。きっと究極の大豆に違いない。」

 グリムは困惑しながらも大豆畑へハティを案内し、大豆を袋にいれて手渡した。

 

「これが……究極の大豆……!」

 

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「ありがとうグリム!次はリーフィ大陸だ……。開けてくれ!ミネルヴァ!」

 

 その声と共にハティの目の前に扉が現れる。

そして扉が開きハティの姿は掻き消え扉も消え去った。

 

「なんだったんでしょうかあれは……。」

 

 グリムは微妙な表情で呟いた。

 

 

 

 

 

 

ハティさん一人旅第一弾です!次はリーフィ大陸に水を戴きにに参ります!

 

リレー小説 春巻のターン! 鬼ヶ島へ

「あっお供っぽいのきてますよ。」

ルーカスが港を指差す。

「我はキングホーンなり!鬼ヶ島へと馳せ参じた!」

なんだか甲虫を思わせる姿の生物はそう名乗る。

「僕はマッド!マッドスネークだよクケケ」

蛇のような生物はそう笑う。

そしてとげとげした不思議な生物は無言だった。

「ねぇ。こいつら斬っていい?」

「ヴィダルさんそれはまずいです。せっかくきてくださったんですから。」

ルーカスが止めに入る。

 

「とりあえす鬼ヶ島行きの港へ行きましょう。どこだろうなぁ……。」

三匹と二人は鬼ヶ島行きの港を探しに歩く。

そして信じられないものを目にした。

 

「ねぇ。鬼ヶ島って鬼ばっか住んでるってたしかきいたんだけどさ……。」

ルーカスに同意を求めるヴィダル。

「これは……。一体……。」

そこには、おいでませ鬼ヶ島と書かれた看板が立っていた。

ルーカスは絶句する。

三匹も不思議そうに唸る。

そこに船頭が現われ、こういった

「鬼ヶ島行きかい?乗っていくかい?」

 

 

 

 

続きは

ロージェイドさん

jenoderk0117.hatenablog.com

にて!

ミネルヴァのある日

ホワイトデーイベントでお越しの際はどんな感じの店なのかわかるように書いたつもりがよくわからないことに……。

ミネルヴァさんは基本優しいですよ!怖いけど!

 

 

 

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煌びやかでいながら、どこかシックで落ち着きの有る店内。
そう。ここはクレス王国屈指の高級キャバクラ“黒の蝶”店内である。
 柱の随所には明かりの魔道具が置かれ、夜でも暖かな光を湛えている。
 この店の主、名を捨てた神――アルガ=ダズラことミネルヴァはキャスト達の所作に目を光らせる。

 「シレス。新人のあの子。そう。ミネアよ。もう少し丁寧な接客させなさい。
私はいつもの三人の相手してくるから。」
 「わかりました。ミネルヴァ様。」

 アルビダとサターニアのハーフのNO1ホステス、シレスに言付け、カツカツとヒールを鳴らし店の奥のVIPルームへと向かう。

 「ミネルヴァー!ペリ・ドンニョンブラックおかわりー!」

 ミネルヴァがVIPルームの扉を開けるとともに赤い髪の女がほろ酔いの様子で声をかけてきた。

 「ヴィダル。あなた飲みすぎるとこの店で働かせるわよ。」
 
 ミネルヴァはにっこりと凍てつくような笑みを浮かべる。
 
 「ちぇーけちー。」

 そういってヴィダルは口を尖らせる。
 
 「まあいいわ。私も飲みたいし。持ってこさせるわ。」

 「やった!わかってらっしゃる!」

 ヴィダルは喜びながらミネルヴァに抱きつく。大してうれしくもなさそうにミネルヴァは露出の多い服を着たエルフの男――ユピテルに声をかける。

 「一番の問題はお金をちゃんと払ってくれるヴィダルじゃないんだけどね。ね?ユピテル?何ヶ月ツケためてる気?」

 にこにこと冷気の漂う笑みを浮かべながらべろべろに酔っ払ったユピテルに声をかけるがユピテルは酔いのためへらへらと笑いながら手を振る。

 「いーじゃんかよ。オレ、ちゃんと頼まれた“仕事”はしてるだろぉー。」

 そうユピテルは返す。

 「そうね。無理のある“仕事”は全部まわしてるものね。でもそれとこれとは別。差し引いたとしてもいくらツケが残るのかしら?」

 「おいおい。酒の席で無粋な話はやめようぜぇー。」

 のらりくらりとかわすユピテルの横からハティが口を挟む。

 「おい。酒とツケとは別の話だ。ちゃんと払え。俺は抜け羽払いだがちゃんとはらっているぞ。」

 「ちぇ。いいよな有翼人は。自分の羽売れば金になんだからよぉ。」

 ユピテルはうらやましそうにハティの羽を触る。

 「あなたはあなたで仕事があるでしょう?これから私は忙しくなりそうなの。ライス王国まで審査員しにいかなきゃならないし……。」

 ミネルヴァはうきうきとした様子でシャンパンのグラスを傾ける。

 「それに、お客様も来るかもしれないしね?うふふ……。」

 にやりと妖艶に笑いながら黒髪とガーネットの瞳を持つ美女は何かを待つように物思いにふけるのであった。

 

 

 

ホワイトデーイベント参加表明とクレスダズラの名産品紹介

pfcs.hatenadiary.jp

 

はい!料理の鉄人コンテストですよ!

うちからは彼が参ります!

 

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残念系美形キャラハティさん!

「俺は究極の大豆と水と醤油を求めている。どこにあるんだ……。」

 

チュリグに豆を求めに、とリーフィ大陸に水を、ライス王国に醤油を求めに行くかもしれませんが歓迎してあげてください!

 

審査員にはミネルヴァ(アルガ=ダズラ)さんが行くようです!

本当はスヴァ=ローグ様が行きたいようですがスヴァ=ローグ様は春場所が気になるようなので行けないようです。

 

そしてついでに宣伝をば!

クレスダズラの名産品!

 

それはお茶とお酒です!

飲み物をお求めの際は是非クレスダズラへ!

 

ダズラ王国では、紅茶のようなのみ心地、超高地で育てられている有翼人の里にて育てられているルラ茶!

そしてその里の名産品、ママル米から作られる日本酒のようなお酒。

天空酒!

ただし高度3000m以上の高地なので高山病に気をつけてくださいね!

有翼人たちがお出迎えしてくれますよ!

今はちょうど春場所の時期なので相撲も見れるかもしれません!


クレス王国の方ではペリ・ドンニャンというシャンペンが有名です!

ピンクとブラックとあります!ブラックペリ・ドンニャンの方が高いです。

 

ミネルヴァ(アルガ=ダズラ)さんのキャバクラにあるとおもうのでよかったらキャバクラに立ち寄ってみてください!

ミネルヴァ様から無茶振りされるかもしれませんがいろいろお手伝いしてあげるとお酒をいろいろとくれるかもしれません!



そんな感じです!

お越しをお待ちしております!

 

ヴィランズとヒーローさん

今回は我が家のヴィランを紹介しようとおもいます。

その前にクレスダズラの神話とかごちゃごちゃ入ってくるんですがそのあたりはおいおい書かせてください。

更新おそくてすみません…。

 

 

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クレスダズラの創世神の一人

アルマ=ユマ

ダズラ王国にて信仰されているが、本人は顕現してアルガ=ダズラへの恨みと憎しみからヴィランズと行動を共にする。

破壊と業を象徴し、空間と時間を統べる力を持つ。

空間を断絶させすべてを切り裂く能力を持ち、未来で裂けたことにするため、回避は不能。唯一対抗できるのは他大陸のヒーローかアルガ=ダズラのみ。

両目はアルガ=ダズラと戦った際、アルガ=ダズラの呪いにより潰されており盲目。

遠くの物事を聞き取る能力を持ち、暴走しがちなヴィランズの中では冷静な方。

「私の憎しみ、恨み、すべてはあの女のせいだ……。あの女を殺せさえすればそれでよいのだ……。ヒトの男にうつつをぬかし、大陸を混乱に貶めたあの女さえ……!」

 

 

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対してヒーロー側

アルガ=ダズラ

クレス王国にて信仰される女神。彼女も顕現して現在はミネルヴァと名乗り孤児を集め、孤児院と望んだ娘には働く場所として超高級キャバクラを経営して紹介している。

贅沢が大好き。

生命と再生を象徴し、時間と過去を統べる能力を持つ。

全ての攻撃を防御し、全ての怪我を過去の状態にまき戻し治すことができ、あらゆる呪いを防ぎ、あらゆる呪いを扱うことができる。

呪いのみが攻撃の手段のため、防戦一方になることが多いが、前回の戦いでは呪いが勝ったためアルマ=ユマを退けている。

「私はヒトが好きよ。不完全で、未成熟で、成長が楽しみだわ。私の愛したクレスの英雄王もそうだったわ。ダズラを裏切ることになろうとも私はクレスを護り続けるの。そう決めたのよ。」

 

 

 

こんな感じのまー癖のあるお二人ですね。初代クレス王もキャバクラに入り浸ってるのでそのうち描きます!

よろしくおねがいします!